女子大生に絶大な人気の「Vino」
「Vino(ビーノ)」はヤマハ製の大人気の原付車種です。
見た目はクラシック調でありながらエンジン性能も高く、街乗りにも毎日の通勤にも便利なところが大きな支持を得ています。
特に女性の女子大生層に高い人気となっており、女性ライダーさんにとっても抵抗なく乗れるおしゃれでスタイリッシュさがあります。
新車価格はだいたい19万円代の前半なので一般的なスクータータイプの車種よりも若干高めになっていますが、ずば抜けて高いというほどでもなくむしろほかの原付乗りとはちょっとちがったおしゃれさを出すためにはこのくらいは全然OKという絶妙な価格設定と言えます。
一言でVinoを表現するなら「レトロポップスクター」というふうになっており、「おしゃれな原付」の代表的な車種として広く知られています。
もちろん女性だけでなく男性にもファンは多くレトロ目なファッションでまとめるときにはまさにしっくりとはまる、街乗りにはぴったりの原付と言えるでしょう。
かわいいだけじゃない!Vinoのスペック
Vinoの人気の理由はデザイン性の高さだけではありません。
さすがYAMAHAとも言える基本性能としての加速性能や積載量をしっかりと備えています。
また環境性能についてもかなりの高水準となっていることから、かなりたくさんの場所からイチオシとして推薦される機種となっています。
そんなVinoですが実は原付モデルとしての歴史は長く、初代Vinoは1997年からの発売となっています。
発売当初から高いモデリングと走行性能で高い人気を誇っていたのですが、特に2008年から採用されることになった「F.I.」という燃料供給方式のために始動性と燃費性能が飛躍的に高まりました。
さらにどうしても車体が小さい原付の弱点となる乗り心地についてもフロントフォーク部分にオイルダンパー式を採用しており、現在までにかなり多くの改良・進化をしてきています。
他にも細かい点ですが、給油をするときにいちいちシートを開けずにすむようになっていたり、ハンドルスタンディングの使い勝手構造をしていたりといったような、実際に乗ってみて心地よいと感じられる工夫が随所に見られます。
Vinoのモデルと価格帯
2014年の現在ではヤマハVinoのモデルは3つのクラスとして販売されています。
これは標準モデルの「ビーノXC50」、リモコン機能が付属している「ビーノXC50R」、メッキ外装パーツなどを通常モデルよりも充実をさせた上級モデルの「ビーノXC50D」となっています。
カラーについては上記のうち標準モデルとリモコンタイプの二種でホワイト、ブラックの標準カラーがあります。
さらに最新モデルからの新色であるブルーカラーを標準モデルで採用しており、リモコンタイプでは従来のブラックに加えてメタリックブラックを加えています。
上級モデルの「ビーノXC50D」ではシルバーピンクと、新色のダークブラウンとレッドの三色があります。
中古カラーとしてはまたたくさんの選択肢があるので、年式とカラーにこだわって選ぶのもよいですね。