バッテリーあがりでエンジンがかからないときはキックで対処

基本的な対応でエンジンがかかるかを確認する

エンジンがかからないという場合、キックに頼りがちになってしまう人もいます。

ですがこれでは、キックを活用できていないので注意してください。
キックを少しでも活用したいという場合は、先ずバッテリーが正常であるかどうかをチェックしましょう。

バッテリーあがりの場合にエンジンがかからない問題も発生します。
しかし、このような問題はバッテリーそのものの耐久の問題、接続されているものが正常ではないために起きることもあるので、キックが上手くかからない・・・と思っているだけでは、問題解決にならないのです。

これらのチェックを終えてからは、エンジンがかからない際のコツを踏まえて、キックを有効活用しましょう。
具体的には、アクセルを回すのではなくスクーターを押してみると良いです。

アクセル、キックという流れでエンジンがかかることもありますが、これは故障の程度が浅い場合にかかるだけです。
久々にエンジンをかける、自分で故障を直すといった対応を取っていると、これらの対応だけではエンジンがかからないこともあるので注意してください。

スクーターを押すと良い理由ですが、これは久々にエンジンをかける場合、燃料(ガソリンなど)、オイルをエンジンに行き渡らせる必要があるからです。
このような予備動作無しで焦ってキックを繰り返すと、キックスターターにも不具合が生じるようになり、本格的な故障を迎えることになります。

乗り物について詳しくない人ほど、安易にエンジン周りの修理を個人で行う、キックスターターに頼りがちになるため、このようなことに注意して、エンジンがかからない問題に対処したほうが賢明でしょう。

業者に修理を依頼するかどうかも判断する

キックがない場合ですが、オイル量の点検、日常点検をする、灯火類もチェックするようにします。

このようなチェックを行う理由ですが、エンジンがかからない、キックもないという場合は個人で対応することが困難だからです。
またタイヤの空気の補充、オイル交換を済ませた後は、業者の方で修理してもらったほうが良いでしょう。

個人では対応不可能という場合、単純にキックスターター側ではなく、点火プラグなどのインジェクションの問題を抱えているのかもしれません。
このような場合、オイル交換が済んでいないとエンジンが上手くかかりませんので、先にオイル交換のみ済ませておくのです。

オイル交換後、1時間ほど置いてからエンジンがかからないか再度チェックします。
これでもかからないという場合は、エンジン周辺に問題がある可能性が高く、特殊な工具がないとエンジンフードなどを開けることができません。

さらに他の箇所も傷んでいる可能性があるので、個人で対処するより業者のほうで対処してもらったほうが確実です。