逮捕者もでた電動キックボード

電動キックボードとは

電動キックボードとは、電動式のモーターが搭載されたキックボードです。
従来のキックボードのように地面を蹴る必要はなく、ペダル式のアクセルで操作して走行できます。
最近では通勤に使えて便利な反面、車としての扱いである認知が薄くて逮捕者が出るほどの社会問題になるほどです。
正しく使えば便利な乗り物なので、今回は電動キックボードのメリットとデメリット、公道を走る場合に必要な基本情報を伝えていきます。

メリット

電動キックボードのメリットはたくさんあります。まずは値段です。
ネット通販サイトを確認すると、1万円から3万円という安価な値段で売られています。
上位モデルになると20万円ほどかかり、値段の幅は大きいです。
また、お金に関することならガソリンも必要ありません。

充電すればすぐに使えるので、帰宅したら充電し、出勤前にコンセントを抜いて走行すれば充電の心配は無用です。
仮に充電が切れても、普通のキックボードのように使えば問題ありません。

ただし、モーターがついていて従来のキックボードよりは重いでしょう。
その場合は、電源を切って押せば歩道でも邪魔にならずに歩けるメリットがあります。
安価で充電の有無の対応に負担がないため、非常に扱いやすい商品です。

デメリット

電動キックボードは、悪天候だと利用しにくいデメリットがあります。
車なら雨でも問題なく走行できますが、電動キックボードだとカッパが必須になるでしょう。
また重量が軽くて車輪が小さいため、濡れた地面や凍った地面だと滑ってしまう恐れがあります。

利用するなら天気の良い日がおすすめです。他にも長距離の走行には不向きになります。
充電できる環境が整っているなら構いませんが、整っていなければ盗電になるので注意です。
勤務先で使用するなら、許可を取りましょう。

公道を走る場合はナンバープレートや原付免許が必要

電動キックボードは原動機付自転車に該当するため、原付バイクと同じ道路交通法を守らなければなりません。
つまり、ミラーやヘッドランプ、前後ブレーキなどは必須です。
これらは既にあるため問題ありませんが、ナンバープレートや原付免許を取得したりヘルメットを装着したりを忘れてはいけません。
最近では電動キックボードでひき逃げ事件が起きたため、規制が高まっています。

「知りませんでした」で通るほど世の中は甘くないため、法規を守った準備が必要です。特に片側二車線以上の交差点の場合、二段階右折をしなければなりません。
忘れてしまいがちな運転であり、警察の目も厳しくなっています。
取り締まりで点数を重ねると免許停止になり、電動キックボードが乗れなくなるため、注意してください。