バイク普及率の全国一は「和歌山県」

和歌山県がバイク普及率全国第一位を守り続ける理由

オートバイやスクーターなどのバイクの普及率はそれぞれの地域によって大きく異なります。
梅やミカンの収穫量が全国トップであるのが知られている和歌山県は、バイク普及率全国第一位を守り続けています。

1台以上所有する世帯の比率が30~50%とほかの地域では考えられないほどの高さです。
2位以下に大きく差をつけており、これは和歌山ならではの状況が大きく関係しています。
なぜ和歌山県ではバイク普及率が全国一位であるのかを見ていきましょう。

狭い道を走れるバイクの需要が高まる

和歌山県は傾斜地には名物の梅やミカンが栽培されており、道が狭くなっているのが特徴です。
狭い道を車で通るよりも、小回りのできるバイクの方が優れていると判断されています。
農作業を行うにあたっては軽トラが使われるものの、二人までしか乗れないというウィークポイントがあります。
バイクであるのなら狭い道を走ることができて、さらに軽トラのところまで足を運ぶにあたっても便利です。

さらにスーパーマーケットやコンビニエンスストアなどでちょっとした買い物をするにしてもバイクは便利で、和歌山県ならではの上り下りが激しい環境においてもスムーズに移動ができます。

公共交通機関が発達していない影響もある

和歌山県でバイクが普及している理由のひとつは公共交通機関が発達していない影響です。
ほかの地域の場合は公共交通機関を利用しての移動に問題がなくとも、和歌山県の場合はままならない地域もないわけではありません。

もちろん急峻な山間部が多く、車よりもバイクでの移動が適しているのも理由のひとつです。
さらに温暖な気候で雪があまり降らずにバイクを年中乗れるという認識も普及率が高くなる理由となります。

今後普及率が低くなると予想できる理由

和歌山県でバイクの普及率は全国第一位ではあるものの、今後低くなる可能性もあります。
バイクは中高年の愛好者が肉体的な衰えによって離れることが考えられ、この少子化の時代においては今現在よりも普及しなくなる可能性もあります。

しかし和歌山県でバイクでの移動はすでにスタンダードとなっているため、このまま全国一位を守り続ける可能性もないわけではありません。
日々の生活を送るにあたって何を移動手段とするかについては地域差があります。
それぞれ置かれている地域の状況をかんがみての選択をすることになるでしょう。

和歌山県の場合はバイクでの移動が当たり前となっており、下の世代にも受け継がれていくことも考えられます。
今後どういった普及率となっていくかについては誰にも分からないものの、少なくともバイクを主軸の移動手段とするだけの理由があるのは間違いありません。