名義変更の仕方

原付の名義変更はどうすればいいのか

バイクショップなどで原付を購入した場合は購入者は自分であって名義については特に困ることはありません。
しかしこれが誰かから原付を譲ってもらった、インターネットオークションで落札したなどの場合は名義変更が必要となります。

手続きが必要で、面倒で難しそうと考える方もいるでしょう。
しかし基本となる名義変更の流れをしっかり理解して対応すれば何も問題ありません。
役所に足を運び、そして書類を提出するだけです。
一連の流れをしっかり理解して適切な対応をしていきましょう。

市区町村役場で名義変更を行う

原付の名義変更を行う場は市区町村役場で、平日に足を運ばないといけないのがネックになる方もいるでしょう。
しかし30分程度で名義変更を終えることができます。
仕事をしている方であるのなら半休を取ることで問題なく対応ができるでしょう。

総合案内所で原付の名義変更を行うために足を運んだ旨を伝えると案内してくれます。
住民票が現住所でない場合も、現住所でナンバーを取得できます。
手数料がかかることもなく、必要なものは書類と印鑑です。

自分と前の持ち主の現住所によって異なる対応

自分と前の持ち主の住む場所同じであればそれほど苦労はしないものの、別の市区町村に住んでいる場合は対応が変わっていきます。
同じであるのならそのまま名義変更を行うことができます。
異なる場合はまず廃車の手続きをし、そのうえで登録をしないといけません。

どちらにしても標識交付証明書、ナンバー登録の申請書、自分と前の持ち主の印鑑を用意しておきましょう。
標識交付証明書がないといった場合も、自賠責保険の書類などから必要な情報を書き写しての対応も可能です。
分からないことがあれば役所の方に聞きながら進めることでスムーズに進めることができます。

新規登録を行う流れについて

廃車証、ナンバー登録の申請書、自分と前の持ち主の印鑑が新規登録を行うにあたって必要となります。
印鑑はシャチハタ以外のものを用意しましょう。
そして記入欄に必要な情報を入力していけば完了です。

注意点となるのは譲渡証明書で、前の持ち主の情報を入力しないといけません。
事前に前の持ち主に譲渡証明書を書いてもらってから役所に足を運ぶのがよいでしょう。
そして標識交付証明書と新しいナンバープレートを受け取ると完了です。

忘れてはいけないのはすぐに自賠責保険に加入することで、保険期間が残ったまま譲り受けた場合は名義変更せずそのまま乗ることができます。
名義変更を行わないと前の持ち主にずっと税金がかかってしまうため、早めの対応が肝心です。
名義変更だけなのか、廃車と新規登録が必要かを考えての対応をしていきましょう。