E-Vino

Vinoの電動スクーター

E-Vinoは、YAMAHAが開発した電動スクーターで、YAMAHAブランドの定番スクーターであるVinoの1モデルという位置づけです。
Vinoのデザインを継承すると共に、基本的なスタイルや足回りなどを使用しながらも、エンジンではなく電動モーターを使用している点が異なります。

ガソリンを一切使用することがなく、100パーセント電気の力で走ることができますので、エコという観点から見ても優れていますし、自宅で充電することができますので、より利便性が高まります。
一回の充電で走れる距離は15キロほどとなっていますので、近場への外出や買い物では十分な走行距離と言えるでしょう。

さらに、このE-Vinoでは、予備バッテリーがとてもコンパクトで、ヘルメットを収納するスペースに入れられるほどですので、そこに収納して走ればより行動範囲が広がります。
従来の電動スクーターよりも格段に走行距離が伸びることになりますので、いろいろなシーンで使えるバイクとなっています。

パワーもしっかりあってストレスのない走りができる

電動バイクの弱点は、パワーが弱く思うような走りができないというところにありました。
特に坂道などでは、登れるか登れないかという心配を与えるほど、馬力の面で不安があったというのが今までのバイクと言えます。
しかし、このE-Vinoはパワーの面でかなりの改善が見られ、ほとんどストレスを感じさせないような一台に仕上がっています。

特にブースト機能が付いていて、通常のパワーよりも強い力が必要なシーンで使うと、十分な走りを見せてくれます。
買い物帰りの荷物を積んだ状態で坂道を走っても心配を与えることなく走ってくれますので、走りの面ではかなりの満足度です。

さらに、電動モーターならではのレスポンスの良さもE-Vinoの魅力で、ガソリンエンジンと比べてかなり滑らかな発進や加速を楽しめます。
エコな面などを考えると、十分従来のスクーターの代わりを務められるバイクになっていると言えます。

見た目もかわいく街乗りにぴったり

YAMAHAのVinoは基本的な性能の高さと共に、そのデザインの良さで人気を集めています。
E-Vinoでもそのデザイン性の高さは同じで、街乗りにぴったりのかわいさを持っています。
女性に特に人気が集まっているのが納得できるデザインとなっていて、どこでも気軽に乗って行ける魅力があります。

これからさらに電動モーターを使ったスクーターの進歩が続いていくと思われますので、ガソリンエンジンだけにとらわれずに、この分野で先行しているモデルを試してみるのも良いでしょう。
電動モーターバイクの成長を一バイカーとして見守りたいものです。