修理 or 買い替えの選択

エンジン回り

直す箇所が少ない場合は修理する

バイクの買い替えの目安ですが、以下のような問題が見当たらない場合は、バイクの買い替えをしないでも問題ありません。

というのも、バイクの買い替えにはかなりのお金がかかるからです。
バイクの修理は、ものにもよりますが1000~10000円ほどで済むことが多いです。

ただし直しても直しても・・・修理箇所が減らないという場合は、バイクの買い替えを検討したほうが良いです。
具体例を示すと、バイクの修理を行っているのに、エンジン周りから嫌な音がするという場合は、真面目にバイクの買い替えを検討したほうが良いでしょう。

エンジン周りの修理代金は10,000~100,000円もすることが多いです。
そもそも壊れてしまっては元に戻せませんし、エンジン周りから異音がするということは、耐久性がほとんど残っていないのかもしれません。

これでは公道で事故を起こすことも考えられますので、バイクの買い替えを検討したほうが良いのです。
逆に、キャブレーター、スパークプラグ、エアクリーナー、フィルターなどの故障が見られる場合は、バイクの買い替えを検討しないでも問題ありません。

バイクで良く見られる故障だからです。
このような問題はパーツ1つで起きている問題として処理しましょう。

金額にして10000円前後で対応できますし、1度交換を行っていると、1~5年ほど交換を要求されないことが多いです。

状態が酷い場合は諦める

故障は継続して起こることを理解していると、バイクの買い替えについてシビアな判断を下せるようになります。

そもそもバイクの修理は、修理を終えてから長い間でトラブルが起きない、このような状態を生み出すために行っています。
しかし、マフラーを直したのにエンジンが・・・、エンジンを直したのにサスペンションが・・・というふうに、問題がドンドンと大きくなっていく場合、修理そのものに大きな意味が無いのかもしれません。

わかりやすくまとめると、このような状態は全パーツの交換で、ようやく問題解決となる問題かもしれないのです。
また、修理をしっかりと行っているのに、吹け上がりが良くならない、トルクが元の状態に戻らない、アイドリングが正常ではない場合、バイクそのものの限界を疑ったほうが良いでしょう。

故障というのは継続しやすい性質があり、パーツを直しても良くならない場合は、パーツの接合に使用されているものが壊れている、もしくは、知らない内に外れている可能性も出てきます。
このような問題を軽く考えていると、かえってバイクの故障が大きくなりますし、事故を起こしてしまう可能性も出てくるのです。

なので、故障は必ず直せる・・・と思い込むのではなく、時にはシビアな判断を下したほうが良いでしょう。