ヒューズが切れる

ヒューズはブレーカーのようなもの

バイクのヒューズは家庭の電気設備におけるブレーカーのようなもので、決められた容量以上の大きな電流が流れないようにする重要な部品となります。
決められた容量以上の過電流が流れることにより、電装系部品がダメージを受けることになるのはいうまでもありません。

ヒューズは過電流が流れると溶ける素材で、一度切れると元に戻すことができません。
結論としては切れたヒューズは交換しないといけません。
まず考えないといけないのは、ヒューズは何が原因で切れてしまうかです。
そしてその後の対処法については頭に入れておけば、戸惑うことはありません。

ヒューズが切れる原因は主に4つ

ヒューズが切れる原因は主に4つとなります。
取り付けた電装部品がヒューズのアンペア数より大きかった場合は、適切な電装部品を取り付けることで問題は解決できます。
レギュレーターの不調の場合は電圧が不安定になる、そして過充電が発生することもあります。

漏電の場合はテスターを使用しながら漏電箇所を調べる必要があります。
配線や端子の被覆が破れていることも考えないといけないものです。

そして最もヒューズが切れる原因として多いのがショートです。
回路の各所にテスターを当てながら調べる必要があります。

自分でヒューズを交換する流れとは

ヒューズを交換するにあたっては専門業者に依頼するのが最も確実ではあるものの、自分で交換する方法もないわけではありません。
フロントシートを外し、次にヒューズボックスのカバーを開けましょう。
横から見れば切れているかどうかは確認できます。

そしてヒューズが切れている場合は新品と交換しましょう。
アンペア数を間違えないようにしないといけません。

自分でヒューズの確認や交換をするのはハードルが高いと考える方もいるものの、できないことではありません。
新品のヒューズを簡単に購入できるのであれば、選択肢に入れるのがよいでしょう。

専門業者に依頼するのが確実

ヒューズが切れている場合に交換すること自体は自分でできるものの、またすぐに切れてしまうこともあるかもしれません。
根本的な原因をしっかり調べるのは自分だけで行うのは難しいものです。
電装系の知識とテスターなどの機器が必要となるため、確実であるのは専門業者依頼することです。

安心してバイクを走行するためにはヒューズ以外にも問題がないかを確認していかないといけません。
ツーリングなどで長距離走行を行う場合は特に重要となります。
頻繁にヒューズが切れてしまう場合は根本的な解決を図っていかないといけないのはいうまでもありません。
画一的に考えるのではなく、幅広い視野で問題解決に努めるようにしましょう。