オイルが漏れてしまった

原付のオイル漏れの原因とは

原付を走らせているときや駐車しているときにふと見るとオイル漏れが見つかることもあります。
地面にオイルの染みがあったり得体の知れない液体が垂れたりする場合は要注意です。
問題となるのは何が原因であるのかを把握し、そしてどういった対応をしていくべきなのかということです。
当然ながらそのまま放置してしまうことにより、さらに被害が拡大してしまう恐れがあります。

原因と対処法を頭に入れていざというときにパニックになることはありません。
消耗品である原付を乗る以上、起こり得る可能性があることを頭に入れて適切な対応をしていきましょう。

原付のオイル漏れの原因は2つ

原付のオイル漏れの原因はケースバイケースではあるものの、基本的にはドレンワッシャー付近からのオイル滲みとオイルホースの亀裂の2つを疑うべきです。
そして4サイクルと2サイクルではオイルの使用方法が異なるため、原因も異なるものです。
4サイクルではドレンボルト付近からのオイル漏れとクランクシールからのオイル漏れを疑いましょう。

2サイクルの場合はオイルホースの亀裂、オイルタンクセンサー部分からの漏れ、オイルポンプ回りからの漏れが主な原因となります。
これらのどの原因であるかによって修理にかかる費用も変わっていきます。
最もしてはいけないのは自分で直そうとすることで、かえって被害が拡大してしまう恐れもあります。

修理代は数千円~2万円程度

バイクのオイル漏れに関しては、修理代は数千円~2万円程度となります。
4サイクルはドレン回り、2サイクルはオイルホースからの漏れを疑った方がよいでしょう。
どちらにしてもすぐに修理することを第一に考えるのが望ましいです。
そのまま放置してしまうとエンジンが壊れてしまうこともあります。

修理代が少なく済むのにそのまま放置してさらに高額な修理代がかかるのは避けないといけません。
特に2サイクルのオイル漏れは速やかに修理に出すのが望ましく、そのまま放置すべきではありません。

ポタポタ滴る量は致命的

原付のオイル漏れは滲む程度である場合もあれば、ポタポタ滴る量である場合もあります。
前者であるのならまだ様子見をしてもよいものの、後者の場合は緊急性が高いです。
オイルを血液と考えるのなら、そのまま放置すると出血多量となってしまいます。

何が原因であるかに関しては修理をしないと分からない場合もあります。
そのまま放置してオイル漏れが仮に止まったとしても、また同じ状態になる可能性を秘めており、根本的な解決を図らないといけないのはいうまでもありません。
原付がオイル漏れしている場合はまずは冷静に状況を見極めることが重要となります。