定期的にメンテナンスしたいサビ

サビの原因

バイクに乗っていると所々がサビてしまい、定期的にメンテナンスをしなければなりません。
かっこいい車体で滑らかな触り心地なのに、サビてしまうと逆効果になります。
なぜサビが発生するかというと、表面の鉄が水や酸素と結びついて、酸化して腐食するからです。
例えば雨に濡れたら酸化が始まってサビますし、バイクカバーをかけても湿気が多くてサビる場合があります。

そのためサビを防ぐのは難しく、大事に扱わなければなりません。
仮に放っておいてしまうとバイクの耐久性が低くなり、見栄えも悪くなります。
そこで早急に対応するために、サビの取り方と取り剤について説明するので、参考にしてみてください。

サビ取り剤について

サビ取り剤はスプレータイプ、ペーストタイプ、液体タイプの3つがあります。
スプレータイプは吹きかけて放置し、時間が経てばこすって落とす方法です。
手では届かないサビは洗い流せばいいので、簡単に利用できます。

ペーストタイプは、クリームやジェルを使って落とすタイプです。
サビの部分につけて擦って落とします。液体タイプは、強力な酸性を使用するタイプです。
漬けおきすれば勝手に落ちますが、取り扱いには十分注意が必要になります。
ゴム手袋とゴーグルをつけて、容器にサビのついた部分とサビ取り剤を入れて1時間ほど待機してください。時間になったらお湯か水道水で洗い流しましょう。

サビ取りのために金属を理解

バイクにはいろいろな金属が使われています。誰もがきいたことのある鉄や銅、アルミなどさまざまです。
基本は幅広い金属に効果があるサビ取り剤が多いですが、中には特定の金属にしか使えないサビ取り剤があります。

そのため、購入前や使用前では必ず確認しておきましょう。
専用の箇所のサビ取り剤を使った方がおすすめで、効果がある商品を手に入れやすいです。
例えば外側はメッキだけど、内側はメッキではない箇所があります。

また、サビ取り剤は強力であるため、違った箇所に使用してしまうと思わぬ損害を受けてしまいます。
正しい使用方法で、特定の金属に付いているサビを落としましょう。

サビを防ぐ方法

そもそもサビを防げれば、サビ取り剤は必要ありません。
どうすればサビを発生させず、安全にバイクに乗ることができるのでしょうか。
その方法はコーティングです。
水を弾き、酸化を防げばサビになることはありません。

さらに汚れがこびりつくことが少なくなるため、愛車を守る意味を含めるとコーティングはおすすめの方法です。
しかし、いきなりコーティングすると逆効果になります。
車体についている汚れ事コーティングしてしまうと、汚れが落とせなくなるのです。

そのため、まずは洗車から始めてください。
お店に頼んでもいいですが、洗剤とスポンジがあればできるので簡単です。
傷やサビがすでにあるなら、コーティング前に落としておきましょう。