原付バイクは雨にぬれても大丈夫？
原付はお買い物や通勤に気軽な乗り物として人気があります。
便利に利用できる原付バイクやスクーターも長く乗るために雨ざらしにしたくないなと思う人も多いと思いますが、住宅事情などもあり外に置いておくしかないという人も多いでしょう。
しかし原付バイクなどを雨や風にさらされる外に保管していてもいいのか？不安を持っている方も多いと思います。
原付バイクは雨にぬれても壊れるということはありませんが、やはり劣化などは早まるのです。
原付バイクを外に置くことで起こるさび付き
外に置いておくことで雨、風にさらされることになり、しっかり手入れしていないとさび付きがひどくなります。
マフラーやブレーキなど交換すると高額になる部品も劣化が進むので、寿命がどうしても短くなるのです。
ブレーキのケーブルが劣化するとブレーキが効きにくくなりますし、アクセルが戻らないなどの現象も出てきます。
マフラーは錆が進むと穴が開きますし、前輪を支え衝撃を吸収するフロントフォークについても、さび付きが起こるとサスペンションの動きに影響しますし、ブレーキにも影響が出てくることもあるのです。
経年劣化もどんどん進む
さび以外には、シートが破れたり、ボディの色あせが起こるなど、経年劣化が早まるという懸念もあります。
特にシートは雨に濡れて乾いて・・・ということを繰り返しているうちに、シートの色が褪せて採取的に穴が開き、雨が降っていないのにシートに座ると水がシートから漏れ出てくる・・ということも起こるでしょう。
太陽光による色あせはかなり早くから見られますし、車体の左右で色が微妙に変わるということもあります。
外部に置いておくことで雨と太陽光線で、原付の劣化がどんどん進むのです。
盗難被害にあった人も多い
近頃は大型バイクなどの盗難が相次いでいると聞きますが、原付などの盗難もよく聞きます。
朝起きて通勤しようと思ったらいつも置いてある場所に原付がない・・なんてことになったらショックです。
こうした盗難被害を予防するためにも、本当は外部に置かない方がいいのですが、賃貸だったり住宅事情で外部に置くしかないという人も多いでしょう。
そういう場合は、バイクカバーをかぶせておくことで盗難防止効果があるといわれています。
バイクショップの方に聞いてみると、ワイヤーロックを掛けるくらいの効果が期待できるといいますから、カバーを購入し面倒でもしっかり書けるようにした方が安心です。
原付は外部で雨ざらしになってもそう簡単に壊れることはありません。
しかし劣化が進みますし、徐々に見た目も悪くなっていきますので、極力雨がかからないところに保管する事、またバイクカバーなどを利用し原付を雨や紫外線から守ることを考えましょう。