スピードメーターが動かなくなったら

メーター

原付のスピードメーターの故障・・放置すれば違反です

原付のスピードメーターが壊れてしまっても走りには関係ないので、そのまま直さず走行してしまう人もいます。
しかし速度がわからないままに走行するのは危険ですし、警察がそこに気が付けば整備不良で違反となるのです。

警察もスピードメーターが動いているかどうかなんてわからないでしょ?と思うかもしれませんが、白バイなどが並走してスピードメーターを確認することもあります。
これで動いていないことがわかれば、違反となりますので反則金です。

スピードメーターの故障原因とは

スピードメーターの故障原因はいくつか考えられます。
多くはメーターケーブルの切れや、メーターギアの破損、もしくはこの両方が破損していることが原因です。

スピードメーターの故障原因は、ほぼ、メーターケーブルとメーターギアの故障で起こるといえます。
このスピードメーターとメーターケーブルの破損と修理について知識を持っておくと安心です。

メーターワイヤーの確認と修理

メーターワイヤーは走行中、高速回転し続けているため徐々に消耗し、最終的には切れる消耗品です。
これが切れるとメーターの針が全く動かなくなります。

メーターワイヤーが切れているかどうかは、メーターワイヤーを外してみるとすぐにわかるので、自分で確認してみましょう。
一般的に原付の場合、前対親のブレーキパネルに固定されています。

ホンダのスクーターなら、マイナスドライバーなどで爪を押し込みながら引っ張ると取れるので、その中のケーブルをぬいて調べることが可能です。
スズキのバイクはねじ込みタイプなので、ねじを緩めて外して確認、ヤマハはクリップ固定が多いので、クリップを外しワイヤーを抜いて確認します。

ケーブルを確認して切れているようなら交換が必要です。
バイクショップでの交換は、部品代で1,500円から3,000円くらい、工賃が2,000円から7,000円くらいとなります。

メーターギアの破損の確認と修理

メーターギアはグリスが切れて壊れることが多い部品です。
前タイヤの回転をケーブルに伝える役割があり、常に高速回転しているのですあg、ギア部分のグリスが切れるとギア同士の滑りが悪くなるギアが焼けるなどの故障が起こります。

破損しているかどうか調べる前に、メーターワイヤーを取っておき、タイヤを回してケーブルが刺さる穴が回れば正常に作動していると考えていいでしょう。
タイヤをまわしてみてケーブルの刺さる穴が回らないとなるとギアが破損している可能性が高いです。

メーターギアについては車種によって修理代金の幅が広くなります。
メーカー車種によりますが、ブレーキパネルそのものを交換することが必要な原付もあるので費用はバイクショップで確認する方が安心です。
一般的には部品代が1,500円から10,000円、工賃が2,000円から5,000円くらいとなります。