大型バイクじゃ出来ない原付のツーリング

原付でも意外と遠出を楽しめるもの

125㏄や50㏄の原付などは、維持費が安いということを重視して購入することが多いですが、メーカー側も走りの楽しさというよりも、いかに経済的に走れるかということを考えて作ることが多いので、バイク好きの人から見ると、あまり楽しみのないバイクと感じられるものです。
しかし、意外にも原付でもいろいろな楽しみがあって、無理をしなければそれなりのツーリングを行うことができます。
もちろん、何百キロという長距離ツーリングをするには無理がありますが、日帰り程度で行うツーリングであれば、原付でも十分楽しめます。

日本はどこに行っても道路がしっかりと整備されていますので、走破性能がそれほど高くない小型のバイクでも安心して乗り続けることができますので、気軽にツーリングに出かけられます。
アウトドアをメインとしてツーリングにするということであれば話は別ですが、街を中心とした走りであれば、小回りの利く原付は逆に快適で便利という面もあります。

ちょっとしたダートを原付で走ってみるという楽しさも

原付は基本的にオンロードでの走行を考えて作られていますが、モデルによってはタイヤの形状や車高をオフロードにもある程度対応できるようにしていることもあります。
そのようなバイクであれば、ちょっとしたオフロードを走ってみるのも良いでしょう。
パワーが少ない分、緩やかなリズムで走ることができますし、マシンの性能に頼らずに自分のテクニックと勘で走らなければならない割合が大きくなりますが、意外と楽しいものです。

ちょっとした林道や河原道などを見つけたら、原付を駆って走ってみるのも良いでしょう。
もちろん、本格的なオフロードバイクのようには行きませんので、あまり無理をせず、あくまでちょっとした未舗装道路を楽しむという感覚で走ることを忘れてはなりません。
特にごつごつした岩場だと、タイヤが対応しきれずパンクしてしまうこともありますので、事前にコースをしっかりと確認するようにしましょう。

お金がかからないのでその分他の楽しみに回せる

原付バイクの良さはなんと言ってもガソリン代がかからないというところにあります。
そのため、大型バイクを乗るよりもかなり経済的にツーリングを行えますので、浮いた分のお金を他に回せます。
ツーリングの楽しみの一つは、やはり行った先でおいしいご飯を食べるということです。

経済的な走行ができる分、ちょっと豪華なご飯を頼むようにして、ツーリングを充実させることができます。
大型バイクではちょっと行きづらい街中の狭いところでも、原付なら問題なく行けますので、評判のお店を探して入ってみるのも良いでしょう。