山形のおすすめツーリングコース

鳥海ブルーライン

山形県から秋田県にかけての観光道路であり、全長34.9kmほどの道です。
標高は最も高いところで1,100mもあり、山の高いところを走る道路です。
登山にも利用される道ですが、春の新緑や秋の紅葉など、季節ごとに色とりどりの植物が咲きとても綺麗です。

山頂には展望台もあり、眼下には庄内平野はもちろん牡鹿半島まで見えることもあります。
途中にはスポットもいくつもあり、鳥海山を源流とする一ノ滝、大平山荘前にある展望台、五合目に位置する鉾立展望台、ショップが多くある道の駅象潟ねむの丘、磨崖仏の十六羅漢岩などがあります。

行くならやはり春から秋にかけてであり、春なら高山植物が咲き始める時期であり、夏なら天然岩カキの時期であり、秋はやはり紅葉が綺麗な時期です。
さほど交通量も多くないので、周囲の景色を楽しみながらツーリングが出来ます。

蔵王エコーライン

こちらは宮城県と山形にある観光道路です。
道はタイトなコーナーが多いので、スピードを出さずにのんびりとツーリングすることをおすすめします。
木々はあまり高くないので、周囲の景色を眺めながらツーリングが出来ます。

11月から4月までは閉鎖されるので、通れるのは春から秋までです。
開通する4月下旬から5月までは雪の壁があり、夏には緑が生い茂り、9月頃からは紅葉が綺麗です。

なんといっても訪れるなら4月頃の雪の壁がある時期です。
雪が積もった中を道路の部分だけ除雪して通れるようにしているので、分厚い雪の壁の中を通行でき、このような景色はここでしか見られません。
ゴールデンウィークの期間になると、人で賑わい雪の壁を見るために歩いて写真を撮るような人もいます。

御釜までも続いていますので、ツーリングのついでに見に行っても良いでしょう。
雪の積もっている時期は、17時から8時までは閉鎖されますので、この時期は早めに訪れることをおすすめします。

西吾妻スカイバレー

福島県から山形県の米沢に続く道であり、ヘアピンカーブの多いところです。
山を切り開いた道が続きますので、眼下に斜面や遠くの山の景色を眺めながらツーリングが出来ます。
季節によっては霧が立ちこめるような時もありますので、よそ見せずにゆっくりと走るべきです。
天気の良い日なら松原湖まで見渡せ、とても綺麗な光景が目に入ります。

途中にはカーブの連続する東鉢山七曲りと呼ばれる場所もあります。
とても良いビュースポットですが、ヘアピンカーブが多いので気をつけて走りましょう。
途中には駐車場もありますので、そこですこし立ち止まって、雄大な景色を眺めるのも良いかもしれません。
近くには道の駅裏磐梯もあり、地元名産のそばやそばの形のソフトクリームなどもあります。