原付免許、二輪免許の取得費用

原付免許取得にかかる費用

総排気量50cc以下のバイクに乗ることができる原付免許ですが、こちらは運転免許センターで取得することができる免許の中でも最も費用が安く、時間も短く取得することができます。
原付免許を取得したいという人は、もよりの運転免許センターで原付免許試験を開催している日程を確認ののち直接赴いて試験を受けます。このときの受験料は1,650円となっており、学科試験合格あとに受ける実技講習のための講習料は4,050円です。

さらに免許を交付されるときには交付手数料が加算されることになるのでプラス1,750円となってこの3つを合計すると7,450円になります。なお免許試験を受けて免許証を交付されるためには住民票(発行後6ヶ月以内のもの)と顔写真が必要になっているとともに、免許に添付をする顔写真を求められます。

それらもろもろの費用を含めてもストレートで合格すれば1万円以下で即日免許を受け取ることができます。

原付二種免許の取得費用

一方原付二種免許を習得する場合にはかなりその金額は高くなります。
仮に既に自分でバイクの運転がある程度できると仮定して運転免許センターで直接ダイレクト試験を受けたという場合ならば受験料は3,300円と交付手数料1,800円がかかります。
そこへ取得時講習料として12,300円、応急救護講習料が3,600円が必要になります。

しかしほとんどの場合にはいきなり乗ったことのないバイクの技能試験で一発合格することはありませんので、教習所で免許取得のための実技教習を受けます。

教習所料金はそれぞれ異なりますが、それまで全く免許を習得したことがないかあるいは原付一種のみ先に取得しているという人の場合、MT車ならば7万円代後半くらい、AT限定でもだいたい7万円くらいはかかることになっています。

二輪免許(普通)の取得費用

二輪免許(普通自動二輪免許)の取得は原付免許と同様に16歳から取得することが可能です。
しかし費用に関しては原付免許よりも金額が上がります。それもそのはずで、原付免許では50ccのバイクまでしか乗れませんが、二輪免許を取得すれば50cc~400ccまでのバイクに乗ることが可能になります。
さらに条件を満たせば二人乗りをすることも可能になるので、原付ではできなかったことが出来るようになるというメリットが沢山あります。

二輪免許を取得する場合、教習所に通って免許を取得するか、合宿免許で短期集中で免許を取得するかを選ぶことができます。
金額は教習所に通う場合と合宿免許では、やや金額が違います。

一般的な教習所で免許を取得する場合、およそ11~13万円ほどの免許取得費用がかかります。
一方で合宿免許で取得する場合には、8~10万円程度の免許取得費用が必要です。
選択するプランによって金額は変わりますが、免許を取得するのであれば合宿免許を選ぶと費用を抑えられる傾向にあります。

学生のうちであれば夏休みなどの長期休暇を利用したりして取得もできますので、忙しくてもまとまった時間が確保できれば合宿免許一択です。
通学か合宿で取得するか悩んでいる方は、通学期間などを考慮して自分に合った方法を選択しましょう。

その他、諸費用として受験料1,750円、免許証交付料2,050円が必要になりますので、しっかり事前確認をすることが大切です。