勉強の仕方

原付免許の取得は、運転が可能な視力と体の機能があると認められる16歳以上の人ならだれでも可能です。

自動車やバイクの免許のときには、取得のために事前に所定の教習所で学科や技能の講習を受けたのちに試験に合格をしなければならないことになっています。

ですが原付免許の場合には身体検査と学科試験をパスしたあとに3時限の学科・技能講習を受ければ合格をすることができます。

最も手間をかけずにとることのできる免許ですが、だからといって全く勉強も準備もなしに試験を受けて合格をできるものとは限りません。

やはり学科の試験を受ける以上はそれなりにきちんと対策をしておくようにしましょう。

 

学科試験

原付免許を習得するときに、一番のネックとなるのがやはり筆記式の学科試験です。

他の講習も時間はかかるものですが、その場で言われたことをきちんと行うことができればそこではねられるということはまずありません。

しかし学科試験は点数としてはっきりと結果が出るものなので、そこで間違いをしてしまっていてはあとから取り返すことはできません。

試験は受けるだけでも受験料がかかってしまうので、落ちたらもう一回というふうに気楽に構えず、やるからには一発合格を目指しましょう。

簡単簡単と言われている原付免許の学科試験ですが、全国的な合格率で見てみると、なんと約50%程度と言われています。

つまり同じ受験会場にいる人の半分は落ちるという計算になってしまうので、決して油断をしているわけにはいきません。

 

原付試験の問題は50点満点で行われます。

内訳は文章問題が46問、イラスト問題が2問です。

文章問題は1問1点となっており、イラスト問題は1問2点の配点で、45点以上とることができて合格となります。

50点満点で45点以上合格ということは、100点満点に換算して90点以上という成績ですから満点を目指して勉強をしなくてはクリアすることは難しいでしょう。

合格ラインを超えるための勉強方法として、まず最も一般的なのが公式テキストなど書籍を購入してざっと内容を読み込み、そのあとで過去問題をいくつかこなしてみるというものがあります。

ですが普段からあまり本に向かって勉強することに慣れていない人などは、いちいち書籍を持ち歩いたりするのは面倒ですよね。

そこでおすすめなのが、ちょっとした時間の隙間にできる書籍を使わない勉強方法です。

 

ネットで対策

最近ではページ下部のリンク先のように、ネット上で原付免許の問題を解くことができるようなサービスを提供してくれているサイトもいくつかあります。

 

紹介:一般社団法人 全国二輪車安全普及協会

 

ネット上の問題サイトでは、過去問題から全国的に出題されやすい問題をいくつか順番に出していってくれるので、繰り返し解いていくだけでもかなり力がつきます。

基本的な出題パターンは同じなので、それらの模擬試験で及第点をとることができるようになれれば、比較的苦労せずに本番の試験もクリアすることができるでしょう。

ネット上のサービスの他にも、iPhoneやAndroid向けのアプリとして原付試験対策を利用することができます。

合格のためにはできるだけ繰り返し問題を解くようにしてください。